「履歴(剰余金)」とは何を指しますか?
カテゴリ: 剰余金・履歴
結論
「履歴(剰余金)」は、ミライストラクチャーの言葉で言うと 『儲けた履歴(①)』 を指します。これは、会社がこれまで稼いできた利益のうち、社内に残してきた“積み上げの記録”です。決算書では主に 利益剰余金(繰越利益剰余金・利益準備金・別途積立金など) として表れます。
なぜ「儲けた履歴(①)」と呼ぶのか
P/L(損益計算書)には「今年の売上・経費・利益(当期の成績)」が載ります。一方で、利益剰余金は「前年までの結果が積み上がったもの」です。
- 今年の成績:当期純利益(P/L)
- 過去の積み上げ:利益剰余金(BS)=儲けた履歴(①) 期末には、今年の当期純利益が“履歴の箱”に足され、配当や積立があればその分は減る、という関係になります。
超シンプルな例
期首の繰越利益剰余金が300万円、今年の当期純利益が80万円、配当が20万円なら、 期末の繰越利益剰余金=300+80−20=360万円 となります。つまり儲けた履歴(①)は「過去+今年−配当等」の結果です。
初心者がよく誤解する点
- 誤解1:『儲けた履歴(①)=現金がある』ではありません。 儲けは、現金のまま残ることもありますが、売掛金・在庫・設備など“別の形”になっていることも多いです。
- 誤解2:『儲けた履歴(①)が大きい=資金繰りが楽』とは限りません。 売掛や在庫が膨らんで現金が固定されると、黒字でも資金繰りは苦しくなります。
まとめ
迷ったら、まずは次の一言で覚えてください。
- 儲けた履歴(①)=『過去の儲けの積み上げ』
- 現金=『いま手元にある財布』 この2つは同じではありません。