「座礁」「海底」「大航海」などの海域(ステージ)は、どういう基準で決まりますか?
カテゴリ: スタークコンパス(成長航路図)
会社の位置(蓄積率・残存率)と借入の重さから、9つの海域のどれかに必ず分類されます。判定は上から順に行い、最初に当てはまった海域で確定します——つまり上にあるものほど優先される危険信号です。
9つの海域
| 海域 | 条件のイメージ | 意味 |
|---|---|---|
| 座礁(赤) | 借入が資金源の8割超 | 資金のほとんどが借入。動けない状態 |
| 海底(紺) | 蓄積率がマイナス | 創業以来の通算が赤字。債務超過の兆候 |
| 浸水(橙) | 借入が蓄えの2倍超、または依存度が深い | 借入の重さが蓄えを圧倒し始めている |
| 荒海(灰) | 借入依存が大きい | 要注意の航行 |
| 逆風(水色) | 依存は中くらい・蓄積はこれから | 若い会社や再建途上に多い |
| 順風(黄緑) | 依存は中くらい・蓄積は厚い | 借りてはいるが体力がある |
| 大航海(緑) | わずかな借入依存 | 健全に成長中 |
| 凪(青) | 借入不要・余剰は小さい | 無借金だが余力は薄い |
| 天空(金) | 借入不要でなお余剰が厚い | 最上の海域 |
読み方のコツ
- 海域は「診断名」ではなく「海域」です。 病名のように固定されるものではなく、毎期の航海で移動するものです。大事なのは今どこかより、どちらへ動いているか(矢印のFAQ参照)
- 座礁と海底は成り立ちが違います。 座礁は「資金源が借入に占拠されている」、海底は「蓄えの通算がマイナス」。海底にいても借入が軽ければ、利益の蓄積だけで浮上できます。座礁は先に借入構成を変えないと動けません
- 順風と逆風の違いは蓄積の厚さだけです。同じ借入依存でも、蓄えがあれば風は追い風になります