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【仕様変更】スタークボード™の科目配置を見直しました(前払・前受の4分割/棚卸資産をブロックIVへ)

公開日: 2026年09月13日

2026年9月13日に、スタークボード™の5ブロックの科目配置を2点見直しました。

1. 前払・前受を4つに分けました

商売の回転で生じる先払い/先受け(ブロックIII 取引のお金) 家賃・保険料などの期間のズレ(ブロックV 短期的なお金)
資産側 前渡金(新設) 前払費用
負債側 前受金(新設) 前受収益

これまで前払費用はブロックIIIに、前受金と前受収益は同じ欄に入っていました。ブロックIIIは「売る・仕入れるの回転に縛られるお金」なので、期間のズレである前払費用・前受収益はブロックVに置きます。

2. 棚卸資産を「回すお金」へ移しました

ブロックIV = 短期借入金 − 棚卸資産 になります(これまで棚卸資産はブロックII「長期的なお金」でした)。

「在庫は寝ているお金だから長期のお金で賄う」は在庫の状態の話であって、在庫という役割の話ではありません。小売のように在庫が数週間で回る会社をブロックIIに置くと、設備投資が過大な会社に見えてしまいます。在庫と短期借入を対にすると、業種を問わず同じ読み方になります。

  • IVがプラス = 短期借入が在庫を超えて、赤字の穴埋めや設備に流れている
  • IVがゼロ近く = 在庫を短期借入で回している(回転の速い業種の健全な形)
  • IVが大きなマイナス = 在庫を自前のお金で持っている(「寝ているお金」はここに見えます)

変わる数字・変わらない数字

  • 変わる: ブロックII・III・IV・Vの値、「会社を支えているお金(I+II+III)」
  • 変わらない: 現預金、「会社を続けるお金(I+II+III+IV)」、格付け、スタークコンパスの座標

ご確認ください

  • 登録済みの決算書は自動で新しい置き場になります。入力画面では「前渡金」「前受金」の欄が増え、「棚卸資産」の欄がブロックIVに移っています
  • 前受金と前受収益は同じ欄に入れないでください(契約負債・未成工事受入金は前受金です)
  • FAQ「なぜ未成工事支出金は回すお金(ブロックIV)に入るのか」を書き直しました

訂正(2026年9月14日)

上の「変わらない数字」に「スタークコンパスの座標」と書きましたが、誤りでした。棚卸資産をブロックIVへ移した際、コンパスの横軸(残存率)から在庫が引かれない状態になっており、在庫を持つ会社の横軸が右(借入不要側)にずれていました。9月14日に、横軸は在庫を引いて計算するよう直しました。在庫を持つ会社では横軸が左へ戻り、海域の判定が変わることがあります(在庫がゼロの会社は変わりません)。あわせて、コンパス画面の「感応度分析(What-if)」は廃止しました。